前回作成したMAへのタッチで直近の高値安値にラインを引くインジケーターを改良します。
矢印サインの条件も厳しくしています。
今回は上矢印を表示した際に、直近高値にピンクのラインを引きます。
直近高値をTPに見立てています。
さらに直近安値をSLと見立てて赤のラインを引きたいと思います。
同様に下向きの矢印の際には、TPとして直近安値に青のラインを引きます。
直近高値をSLとして赤のラインを引いています。
どちらかのラインを上抜け、もしくは下抜けした時点でラインが止まるように設定します。
前回作成したファイルの名前を付けて変更していきます。
使用するbufferは前回と同じなのでそのまま進めていきます。
矢印を表示する条件を厳しくしています。
20MAが80MAよりも上、1本前の安値が80MAよりも下、1本前の終値が80MAよりも上
さらに1本前の足は陰線、現在の足が80MAよりも下、現在の足が陽線。
これだけの条件を付けています。
簡単に言うと20と80がゴールデンクロスで80MAへの陰線ひげタッチと陽線ひげタッチです。
MAへのひげタッチの条件を満たしたら、トレンドラインで直近高値と安値にラインを引きます。
ちなみに、前回は終わりでの判断にしましたが今回は高値安値でラインの停止をしています。
上下のラインを引くので、価格がラインを超える際の「j」の条件も変更しています。
j番目の高値が直近の高値を上抜け、もしくはj番目の安値が直近の安値を下抜けとしています。
下向きの矢印に関しても、同様の条件に変更しています。
それぞれのラインの色を変更しているのでチャート上でも見やすくなっています。
困った点は、どちらかのラインを抜けた時にラインを停止するというコードです。
最終的には同じj番目で表示することができましたが、j以外の箱が必要なのか悩みました。
j番目で上抜け、k番目で下抜けなど試してみましたが必要なかったですね。
最終的に完成したのがこちらのインジケーターになります。
矢印の条件が厳しくなっているので表示も少ないです。
手法はひとそれぞれですが、何かのサインが出た時にラインを表示するインジケーターは
これからも使えそうなのでいろいろなパターンを作れるようにしたいですね。
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